「2016北斗旗全日本空道体力別選手権大会」が仙台で5月4日に開催されました。チョット大会レポート風に結果の報告も交えて書いてみました。
今回の一番の目的は 今や時の人となっている亮汰と、忙しく大学のレポートに追われる中で北斗旗デビュー戦を向かえた伊藤梓、そして紋別支部出身の内弟子今期2年目となる山崎順也を勝たせることです。
吉祥寺で修業中の神代雄太の応援も忘れた訳ではないですよ笑
帯広支部出身チーム、セコンドには道場生から絶大なる信頼を受ける佐々木嗣治と、セコンド初参加で
本来はシニアの選手としてエントリーの予定だった菊池裕哉を同行しての仙台入りでした。
また今回の北斗旗全日本空道体力別選手権大会からは、帯広支部のチームドクターでもある計良先生に大会ドクターとして入っていただける事となりサポート体制もかなり充実したものとなりました。
<女子-215 >
現在札幌南支部所属の伊藤梓が-215にエントリーをし北斗旗初出場、デビュー戦です。
梓の妹・望も姉の北斗旗デビュー戦を応援するため帯広から駆けつけました。
梓も望も、私がたまたま不在になってしまう時などに お手伝いとしてジュニアクラスで「代教」等に入ってもらうこともあるので、ご存じの方も多いと思います。梓はジュニア時代 常に全日本で活躍、2011年の中学女子・2012年のU19女子で優勝、そして望も2012年のU16(-50)準優勝・2013年U16(-45)で優勝と 姉妹で女子部を牽引してきてくれた選手です。
先月20歳位になったばかりの梓はナースを目指し札幌の大学で猛勉強中。現在高3の望も昨年は怪我のため試合から遠ざかっていましたが リハビリ期間を経て 先日4月29日の北海道地区大会で復帰戦を勝利で飾ってくれました。
今回から女子のクラスが2階級になり、優勝候補にもあげられていた梓でしたが残念ながら今回は負けてしまいました。人一倍頑張り屋で 空道と勉強のどちらも一生懸命頑張ってきた梓をこれからもしっかり応援とサポートをしていきたいと思います。
< -240 >
神代 -240で出場、セコンドについては吉祥寺の小野に入ってもらっています。1回戦きっちりと勝利を修め2回戦で去年の中量級チャンピオンの川下選手と対戦でした。昨年の無差別でも闘い、敗れているので今回はリベンジ戦となりましたが、惜しくも敗れてしまいました。ただ、試合内容は次に繋がる大変良い試合でした。
山崎順也も-240エントリー。常時の体重が75㎏位はあるはずですが65㎏まで減量していました。
1回戦を実力のある関西の選手を下し 2回戦で今大会の優勝者となった田中洋輔選手と対戦。
順也気持ちが強くて良いですね、積極的に攻めていました。今回の試合で自分なりに課題を見つけたのではないかと思います。
実はこの-240のクラスは今までも日本人の体形的にも最も選手の層が厚くなるクラスです。
更に今回は-250のクラスに亮汰がエントリーしたことで本来-250のクラスで闘うはずの強豪選手が
亮汰との対決を避け-240のクラスに減量をしてエントリーしてきたために更に層が厚くなっています
…順也や神代もその中のメンバーの一人ですが…それも含めて更に選手層が厚くなった。笑
< -250 >
亮汰、今回体重を72.9㎏で臨む予定だったのが71㎏まで落ちていました…ですがモンゴルでのアジア大会での減量の失敗を教訓にして、今回の体調は万全でした。
おそらく今回がこの-250での出場は最後となるのではないかと思います。日頃の体重が、すでに80㎏あり、選手個人としては71㎏の亮汰より間違いなく80㎏の亮汰の方が強いでしょうからねぇ(無差別制した時点は減量して74㎏)。
無差別獲っているのだから減量しないで-260(いわゆる重量級です)のクラスに参加してもいいのではないか?と言う意見も数多くありましたが、2年前の体力別に初出場(昨年は怪我のため欠場しています)をしての準決勝でアレクセイ・コノネンコ師範(東北本部師範、ロシア出身//全日本無差別優勝1回//全日本体力別優勝9回//世界大会準決勝2回と絶対王者です)に惜しくも旗判定3対2で敗れ、今回この階級で優勝することは自分に対するけじめでもあった様です。
結果だけ話をすると清水亮汰は下馬評通り見事な「優勝」でした。スロースターターですが危なげなく勝利。スロースターター…う~むここも嗣治イズムを引き継いだか…それ引き継がなくていいから泣
一回戦をシードとし、2回戦3回戦も全く危なげなく効果ポイントを重ね勝利。決勝戦でも昨年の王者の加藤智亮選手から効果ポイントを奪っての快勝でした。
亮汰についてはマスコミなんかから取り上げられている分、やはりプレッシャーは感じていたとは思いますが、見ている側からはそんな事を感じさせない試合内容だったと思います。今 もっとも注目を集める選手の一人なので、今後の目標は11月の無差別での2連覇、その後インドで開催される第3回目となるワールドカップでの優勝と、ドンドン上を目指して日々精進してほしいです。今回書かせてもらった選手達は、地元の応援をバックに頑張っている選手達です。これからも皆さんの声援を宜しくお願いします。
総本部内弟子
” 三銃士 ” と
帯広出身チームで
記念撮影(*^_^*)
現在総本部所属の
萌も大会お手伝いで
仙台入りしていました
伊藤姉妹は
先に空港に移動のため
一緒に記念撮影できず(>_<)
残念!!